公開日:2026年9月14日
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「家に実機を迎えたことある?」 欲しいけど買えなかった人の言い分

シンプルな問いかけに、体験談が集まっていました。

「スロットを打つ人で、一度でも家に実機を迎えた人はどのくらいいるか」

いいね413、リプライ89。個人の投稿としては、かなり反応が厚い部類です。

そして面白いのが、回答が見事に二派に割れていること。 所有組と、未所有組。私は後者です。

好きな機種はいくらでもあるのに、所有台数はゼロ

先に立場を書いておきます。私は一度も実機を買ったことがありません。

先日、大花火の打感について書きました。ストップ音、リールの止まり方。あの手の話ができる程度には、思い入れのある機種はいくつもあります。

それでも、買っていない。毎回、途中で止まるんです。

リプ欄にも、まったく同じ声がありました。「実機は買ったことがない。4号機の大花火は迷ったが、重いし爆音なので諦めた」

分かりすぎる。 今日はこの「踏み切れなかった理由」を整理します。

壁①:音が、想像の3倍うるさい

最大の理由がこれです。

そもそも「ホール仕様」である

実機販売サイトの解説が、端的に説明しています。

デフォルトの実機はホール仕様なので爆音です。そのままだと一般家庭では使い物になりません。

「使い物になりません」。 販売側がここまで言い切るのが、逆に信頼できます。

何がうるさいのか

音源は一つではありません。

音源中身
メダル払い出し音ホッパーのモーター音+メダルが払い出し口の壁に当たる音
リールの回転音モーターの駆動音。回している間ずっと鳴る
リール始動時の衝撃床に振動が伝わる
役物の動作音可動ギミックの動き
ウーハーの低音音というより振動として伝わる

とくに厄介なのがメダルです。「メダルが払い出される時は、ホッパーのモーターが回り、ホッパーから勢いよくはじき出されたメダルが払い出し口の壁に当たって下に落ちてくる。これが数十枚、数百枚と払い出される」という説明がありました。

ボーナス1回でこれです。 ホールでは周囲の音にかき消されていますが、静かな自宅では別物になります。

リール音だけでも、けっこうな数値

これが具体的で分かりやすい。

中には約60dBと静音な機体や、約80dBの爆音機体もあります。上記は通常時のリール音で、大当たり中など演出が激しい時は動作音が加わり、多少うるさくなる傾向があります。

通常時のリール音だけで60〜80dB。

目安として、60dBは普通の会話、80dBは走行中の電車内あたりの水準です。それが、回している間ずっと鳴り続ける。

私が踏み切れなかったのも、まさにここでした。メダルをなくしても、リールは回ります。

ただし、今は対策が進んでいる

公平に書くと、現在はかなり事情が変わっています。

リプ欄にも「ホッパー付きはコイン払出音がうるさく自宅遊技を諦めた。買うならホッパー無しを」という助言がありました。これが正解です。

対策効果
コイン不要機ホッパー自体の音も無くなるのでかなりの消音効果
無段階ボリューム本体の音量調整より下まで絞れる
A-コンバーターイヤホンで音を聴けるようになる
リールストッパーリールを物理的に止める(目押し機種では不向き)
防音マット・突っ張り棒床への振動を軽減

最近では家スロ用のボリュームに調節してくれる無段階ボリューム調節機を標準装備している販売業者も結構あります、とのこと。コイン不要機を標準装備する業者もあるそうです。

つまり「うるさいから無理」という理由は、今はだいぶ薄れています。 私が迷っていた頃とは、選択肢が違う。

それでも残る問題

ただし、リールの駆動音と振動だけは残ります。

対策記事には「リールが動き始める時に大きな衝撃が発生して床に伝わる」という記述があり、突っ張り棒や転倒防止ジェルでの対処が紹介されていました。

実際に苦情が来たという体験談も見かけます。集合住宅では、依然としてハードルが高い。

壁②:出口が見えない

そしてもう一つ。個人的には、こちらのほうが決定的でした。

買うのは簡単。問題は、どうやって手放すか。

まず、重い

スロット台・パチスロ台などの筐体は、30〜60kg程の重量があります。

成人男性ひとり分に近い重量物が、部屋に鎮座することになります。

自治体が引き取らない場合がある

ここが一番厄介です。

自治体では、家庭用のスロット台やパチンコ台を粗大ゴミとして受け付けている地域があります。費用はおおむね400円〜3,200円前後で、粗大ゴミ受付センターへの事前申込が必要です。ただし、分解された台やホール仕様の業務用台は対象外となる場合があります。また、収集当日は玄関先や敷地内まで自分で運び出さなければなりません。

そして、受け付けない自治体もある。

スロット台・パチスロ台は、住んでいる地域や自治体によって「処理困難物」として扱う場合があります。処理困難物の場合は粗大ゴミに出すことができないので、別の処分方法を検討してください。

「処理困難物」。 この言葉の重みよ。

売るのも、送るのも難しい

では手放す先を探すか、というと。

筐体は30〜60kg程の重量があるので、送り先など考えると配送料が高額になる場合が多く、場合によっては配送を断られてしまう可能性もあります。

さらに、最近はパチンコ実機、パチスロ実機の配送方法がかなり限られてきています、という記述も。

処分方法費用の目安
自治体の粗大ゴミ400円〜3,200円前後(受け付ける地域のみ)
フリマ・オークション発送料3,000円前後(断られる可能性あり)
不用品回収業者軽トラ1台分で1〜2万円程度

金額そのものは、実は大きくありません。 問題は「自分の地域で何ができるか、買う前には分からない」という点です。

ユーザーの反応

この投稿への反応を要約して紹介します。

  • 「所有していた台が、今は部屋のオブジェになっている」という声(所有組の現実を語る反応要約)
  • 「欲しい機種はあったが、重量と音を考えて諦めた」という声(未所有組の反応要約)
  • 「ホッパー付きは払い出し音がうるさい。買うならホッパー無しを勧める」という助言(実践的な反応要約)
  • 「集合住宅では現実的に厳しい。一軒家なら気にならない」という指摘(住環境を挙げる反応要約)
  • 「処分のことを考えると、最初から手を出さないのが正解かもしれない」という指摘(出口を憂う反応要約)

1つ目の「今は部屋のオブジェ」。この一言に、すべてが詰まっている気がします。

それでも、欲しくなる気持ちは分かる

散々ネガティブな話を並べましたが、最後に本音を。

好きな台が、自宅にある。 これは相当に強い誘惑です。

先日、ホールから足が遠のいているという話を書きました。行く理由が薄くなり、特に打ちたいとも思わなくなった、と。

もし部屋に好きな台があったら、その感覚はまた違ったかもしれません。

打ちたいときに打てる。負けない。誰にも気を遣わない。先日書いた「好きなものを好きと言えない」という問題も、自室なら関係ありません。

そして何より、その機種は二度と新台では出てきません。 ホールから消えれば、それきりです。

まとめ

実機を家に迎えたことがあるか。私の答えはゼロです。

音が理由でした。メダルのジャラジャラと、リールの駆動音。 そして今になって調べてみると、処分の面倒さも相当なものだと分かりました。結果的に、正しい判断だったのかもしれません。

ただ、今は対策が揃っています。 コイン不要機、無段階ボリューム、イヤホン出力。私が迷っていた頃とは、明らかに条件が変わっている。

買うなら、出口まで調べてから。 自分の自治体が引き取ってくれるかどうか、それだけは先に確認しておくべきだと思います。

そのうえで、好きな台が部屋にある生活。正直、ちょっと羨ましい。


※本記事は2026年9月14日時点の情報に基づきます。実機の音量・処分方法に関する記述は各種公開情報を参照した一般的な傾向であり、費用等は地域・業者により異なります。投稿の内容および反応はSNS上の投稿を要約したもので、原文の引用ではありません。

パチンコ・パチスロは18歳になってから。適度に楽しむ遊びです。のめり込みに注意しましょう。

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